【症例報告】
2週間後の試合に出たいです
高1 バスケットボール
捻挫 富士市
3週間前の試合中
ジャンプして着地した際に
相手の足の上に着地し
足首を強く捻り受傷
翌日
整形外科を受診し
捻挫の診断を受け
シーネ固定となる
2週間固定し
固定が外れたけど
痛みがなかなか引かないとのことで
来院くださいました
「2週間後に新人戦があるので
それまでに治したいです」
『わかりました』
『まずは足首の状態から診させてください』
まだ腫れもあり
足首の
外側の前距腓靭帯と
内側の三角靱帯の後部を押すと
痛みがありました
受傷から3週間が経過していましたが
恐らく中程度のひどい捻挫だったと
推測しました
2週間の固定により
足首全体的が硬くなり
筋力低下も強い状態
『足首の状態はだいたいわかりました』
『2週間後の試合は
テーピングをして痛みなく出れる状態には
出来ると思います』
『ただ足首もだいぶ硬くなっているし
筋力もかなり落ちているから
リハビリもしっかり頑張ってもらうね』
「はい、よろしくお願いします」
初回の治療は
腫れを極限まで落とすことから
並行して
自主トレメニューを伝え
毎日しっかり行ってもらうよう伝える
2診目
『うん、だいぶ腫れが引いてるね』
『自主トレもしっかり頑張っていたね』
『足の状態を見ればわかるよ^ ^』
「はい、頑張りました」
今回も
足の柔軟性を出す治療を中心に行い
並行して
筋力トレーニング
『今回はこのメニューを
しっかりやっておいてください!!』
「はい、頑張ります!」
3診目
『痛みはどうかな?』
「だいぶ良くなってきたと思います」
腫れも引き
靱帯を押した時の痛みも
やわらいできました
ジャンプ動作の確認
両脚ジャンプで少し痛みあり
今回は
さらにハードなトレーニング
『今回もしっかりトレーニング
やってきてね』
4診目
ジャンプ動作の確認
『両脚でジャンプしてみて
痛みはどうかな?』
「痛くないです!!」
『片脚ジャンプはどうかな?』
「少し痛いけどできます」
両脚ジャンプはオッケー
片脚ジャンプがもうひといき
『今日はテーピング固定をするから
これで練習参加してみてください』
「はい、やってみます」
5診目
『テーピングして練習は出来たかな?』
「はい、ほとんど痛みなく出来ました!」
『良かった』
『片脚ジャンプは痛みなく出来るように
なったかな?』
片脚ジャンプ20回
痛みなく出来るようになりました
これは
私が捻挫での復帰基準としている
一つの指標
『よし!オッケー』
『良くここまでリハビリ頑張ったね!』
『明日の試合大丈夫だから
頑張ってきてください!!』
目標としていた
新人戦に間に合いました^ ^