【症例報告】
ゴルフのラウンド中に左ふくらはぎが
痛くなりました
50代 男性
ゴルフ
富士市 肉離れ

『今ゴルフのコースを回っているのですが
坂道を登っていたら
左のふくらはぎを後ろから棒で殴られたような
痛みが走り
今は歩くのもとても痛いので
お電話させてもらいました』

と患者さんからお電話をいただきました

「お電話ありがとうございます」
「夕方空きがあるので良ければいらして下さい」

患者さんは足を引きずって
来院されました

「痛そうですね、、、」

『歩くのも大変です』
『特にアキレス腱が伸びるような感じになると
痛いのでまともに足をついて歩けないんです』

「分かりました」
「少し足の状態を診させてもらいますね」

トンプソンテストは大丈夫そう
アキレス腱の凹みもない
圧痛は腓腹筋内側の上の方

アキレス腱は大丈夫そうかな、、

『お電話をいただいた時から
アキレス腱の断裂がないか心配していましたが
それは大丈夫そうですね』

『腓腹筋の内側の肉離れかと思います』

『よかったー』
『自分もアキレス腱が切れていないか心配していたんです』
『2週間後にまたゴルフに行きたいんですが
それまでに治りますか？』

「しっかり治療していけば
2週間で８割は改善できると思います』
『行けると思いますよ^ ^」

「よろしくお願いします！」

肉離れの患者さんは
これまでに本当にたくさんの患者さんを
診させていただいてきたので

状態をみれば
だいたいどのくらいの時期までに治せるか
初診の段階で予想がつくようになってきました

治療していきます

1診目
高周波治療
コンビネーション治療
鍼+アイシング
オイルマッサージ
バンテージ固定
の治療内容

「今日はこれで治療を終わりますね」
「肉離れは怪我してからの3日間の治療が
とても大切で治りを早めてくれるので
出来るだけいらしてください」

『はい、明日も来ます！』


２診目
「痛みはどうですか？」

『昨日治療してもらってよかったですよ！』
『今日のお昼頃から痛みがだいぶやわらいで
歩くのも昨日より楽です』

「よかったです^ ^」

２診目も昨日と治療内容は基本的に同じ

鍼を打つ場所を少し変えました


３診目
「痛みはどうですか？」

『日に日に良くなっていますよ』
『ただ、皮膚が痒くて、、、』

「少しかぶれてきましたね」
「バンテージが原因かもしれないので
今日からはサポーターをしてみてください」


4診目（受傷から1週間）
「痛みや痒みはどうですか？」

『歩くのはだいぶ痛みはなくなりました』
『少しふくらはぎが突っ張る感じはあります』
『痒みも良くなってきましたよ』

「肉離れの部位もいい感じで治ってきていますね」
「今日から少し刺激を強めて治療をしていきますね」

これまで鍼は患部（肉離れを起こしたところ）以外の箇所を中心に行っていましたが
今日からは患部をしっかり刺激していきます

この患部を直接刺激していくタイミングや
刺激していく強さも重要だと思っています

早い時期から強い刺激をしても
もしくは遅すぎてもダメ

このタイミングを私は大切にしています


治療後

「歩いてみてどうですか？」

『張りがかなり取れました！！』
『軽くなりましたよ！！』

「良かったです^ ^」


５診目（受傷から11日）
「痛みはどうですか？」

『痛みはほとんどなくなりました』
『ふくらはぎの張りは少しまだあります』

今回も患部に対して強めの刺激を用いた治療

「だいぶ良くなっていますね」
「８割は治っていると思いますよ」
「予定していた通り明後日のゴルフは楽しめると
思いますよ^ ^」

『ありがとうございます！』
『楽しんできます！！』


６診目（受傷から2週間と1日）
「ゴルフは楽しめましたか？」

『はい、問題なく行ってこれましたよ』

「良かったです^ ^」
「肉離れの状態も本当に良くなりましたね」
「今日で治療終了でも良いくらいですが
念の為1週間後にもう一度診させて下さい」

1週間後
張り感や痛みは全くなくなっていました^ ^