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【症例報告】左膝の内側が痛いです 高3 女子 バスケットボール 内側側副靭帯損傷(MCL損傷)富士宮市

【症例報告】
左膝の内側が痛いです
高3 女子
バスケットボール
内側側副靭帯損傷(MCL損傷)
富士宮市

2週間前に
練習中
後方から相手選手に押され
左膝が伸びきるような形になり
痛めたと

翌日になり
左膝の内側に内出血が出たと

来院時は
歩くのも痛く
もちろんしゃがんだりはできない状態

膝のストレステストも
膝の内側に緩さ
痛みを伴い
靭帯損傷が示唆されました

「今回怪我をして病院には行ったのかな?」

『行っていません』
『実は右膝の内側の靭帯も痛めたことがあり
1ヶ月以上練習ができなかったので
また練習ができないのは嫌なので行っていません』

『1ヶ月後には最後の大会もあり
今は毎週リーグ戦もあるので
休んでいられないんです』

「分かりました」
「ただ、この状態で練習を続けると
悪化するリスクがあることは念頭に入れといてね」

「でも、自分に出来ることは最大限出していくから
最後の大会までしっかりサポートするね」

『はい、よろしくお願いします!』

膝は
伸ばす可動域は指4本分
曲げる可動域も90°程度

膝の可動域をできるだけ出す治療と
靭帯の回復を促す治療
痛みを和らげる治療
テーピング固定
を中心に行いました

リーグ戦の前にテーピングを巻き
リーグ戦の後は
テーピングの感じを聞き
次の試合に向けて
巻き具合の調整

どうしたら
靭帯に負荷を最大限に減らせるか

なおかつ
動きの邪魔にならないように
巻けるか

選手に毎回テーピングの感じを聞きながら
その都度調整していきました

そして
痛みをかばって
カチコチになった筋肉の治療
カチコチになった筋肉は
関節の動きを悪くし
より靭帯損傷部に負担をかけてしまいます

痛みをこらえて頑張ってくれました


数試合のリーグ戦を戦い抜き
毎日の練習をこなして

最後の大会の前日

「痛みはどう?」

『まだ痛いんですが
前よりも良くなってきましたよ』

「おおーー、膝もだいぶ伸びるようになったね!!」
「膝の曲がりもいいね!」

指4本分入っていた膝の伸びが
指1本分程度になっていました

この日も
最終調整し
テーピング固定

「この怪我でよくここまで頑張ったね」
「毎日の練習、リーグ戦と本当に頑張ったと思います」
「明日からの大会、楽しんできてください!」
「頑張ってね!!」

『はい!ありがとうございました‼︎』
『頑張ってきます』

週明け
お母さんより
2回戦目で負けてしまったことをお聞きしました


負けてしまったけど
最後まで悔いなくやり切れたとのことでした


あの怪我で
最後までやり切ったこと
本当に立派だと思います

11年間、お疲れ様でした!!

社会人バスケも楽しんでください^ ^

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