【症例報告】
ボールを蹴るときに右の股関節の付け根が痛いです
鼠径部痛症候群(グローインペイン)
サッカー 高3
3週間前からボールを蹴るときに
右股関節の付け根に違和感を感じ
だんだんと痛みに変わってきた患者さん
「ボールを蹴るとき、特にどの動きのときに
痛みが出るのかな❔」
『足を後ろに反らすと、この辺の付け根のところが痛いです』
『今もこの動きのときに痛いです』
『痛みがひどくなるのが怖くて、なかなか強いボールも蹴れないんですよ』
「分かりました、じゃあ治療していくね」
サッカーで股関節の動きが硬くなる患者さんで
比較的共通して硬くなっている筋肉があります
まずはその筋肉から重点的にほぐしていきます
『痛ったあああぁぁーー!!!いやーやばいですね、、』
予想通り、ガチガチ(^_^;)
『そんなところの筋肉も、付け根の痛みに関係してるんですか!!??』
「もちろん!!だから、ちょっと頑張ってよーー」
ある程度ほぐして一度動きの確認
「痛みはどうかな❔」
『あれ、いいです!さっきより痛くないです!!』
「でしょ!!もう少し治してくね!!」
さっき治療した筋肉をもう少し丁寧にほぐし
さらに、股関節の動きの邪魔になっている筋肉を
ほぐしていきます
『うぅーー、まだ痛いですけど、、だんだん慣れてきました』
「だんだんほぐれてきたからね^ ^」
みっちりほぐして、
筋力不足の筋肉に少し刺激を入れて治療終了
「もう一度、痛かった動きやってみて」
『あっ!全然痛くないです!さっきは少しまだ痛かったんですけど、さっきより全然良いです!!』
「良かった!!」
「あとは、練習の前と後に教えたストレッチをしっかりやっておいて下さい!」
『はい!頑張ります!!』