【症例報告】ふくらはぎの肉離れ「3日後の仕事までに治したいです」50代男性 富士市
GW中に、趣味の大型バイクを起こそうとした際に、
右ふくらはぎが
「ピキッ」
となり受傷。
病院を受診し、肉離れと診断され、
当院にご来院くださいました。
「3日後から仕事なので、なんとか歩けるようにしてほしいです」
来院時は、かかとをついて歩くことができず、
膝を伸ばして立つこともできない状態。
「かしこまりました!3日後ですね!!」

「痛いところはどの辺ですか❔」
「この辺です」


腓腹筋内側頭筋腹
触診してみると、この部位に少し
シコリがありました。
左右のふくらはぎを比較してみると、
左のふくらはぎの膨らみに対して、
右側のふくらはぎの膨らみが少なくなっていました。

さっそく治療にかかります。
こういう場合は、いきなり痛めている部位は決して触りません。
少し周りの筋肉を調整して様子を見てみます。
「これで一度立ってみてください」
「あれっ!❔膝が伸ばせます!」


来院時より膝が伸ばせています。
初回は、治療後に軽いテーピングをして終了。
2日目
「調子はいかがですか❔」
「膝は伸ばせるようになりました、まだ歩くのが大変ですが」

「今日は少し鍼を使ってみますね」
鍼を使用する際も、まだ患部には直接刺激を与えない。
鍼はこの部位に刺鍼。


筋と腱の移行部に刺激を加えることで、自原抑制(Ⅰb抑制)の効果を用いて治療を行いました。
「歩いてみてどうですか❔」
「全然楽ですっ!!」
3日目
「少しづつ歩けるようになってきましたよ!」
「よかったです(^^)」
「軽くアキレス腱伸ばしをしてみてください」
「これが限界ですっっ^^;」

3日目の治療も患部は触れない。
「これでもう一度アキレス腱伸ばしをしてみてください」

「おー、伸びますねー」
まだ、歩きはゆっくりですが何とかかかとをついて歩く程度まで改善しました。
「何とか明日、仕事行けそうです」
「まだ治りかけですので、無茶はしないでくださいね」