【症例報告】
投球を続けていると肘の外側が痛くなります
小6 野球 キャッチャー
先月から投球時に右肘の外側が痛くなりはじめ
整形外科を受診
診察において、骨や靭帯には異常ないと
まずは肘の状態を確認します
靭帯には特別な圧痛所見はありませんでしたが
腕橈骨筋の起始部周辺に軽度圧痛がありました
![](https://kahana-chiryouin.jp/wp-content/uploads/2019/05/IMG_0102-2-768x1024.jpg)
肩のセカンドポジションでの
状態をみてみます
![](https://kahana-chiryouin.jp/wp-content/uploads/2019/05/860026675715834955_IMG_0397-2-2-1024x683.jpg)
![](https://kahana-chiryouin.jp/wp-content/uploads/2019/05/8384985868468649439_IMG_0396-2-1024x683.jpg)
左肩と比較すると
右肩が前へ少し出て窮屈な印象でした
セカンドポジションでの肩の内旋の動きは
コッキング期に重要な動きとなり
腕のリリースポイントの位置にも関わります
治療後は窮屈感がなくなりました
![](https://kahana-chiryouin.jp/wp-content/uploads/2019/05/8384985868468649439_IMG_0396-2-1-1024x683.jpg)
![](https://kahana-chiryouin.jp/wp-content/uploads/2019/05/3064641500653881381_IMG_0398-2-2-1024x683.jpg)
次に投球フォームをみてみます
![](https://kahana-chiryouin.jp/wp-content/uploads/2019/05/6638508962978665683_IMG_0391-3-1024x878.jpg)
![](https://kahana-chiryouin.jp/wp-content/uploads/2019/05/3549540012402750645_IMG_0407-3-1024x842.jpg)
治療前の投球フォームは
つま先がやや内側を向き
股関節の回転運動がうまく使えておらず
アクセレレーション期に重心が高くなり
手投げに近い状態でした
治療後は
つま先が前方を向き
股関節の回転運動をうまく利用できています
重心も少し下がりました
リリース後も
治療前は重心が高かったですが
治療後は股関節がうまく機能したことで
背骨の捻りの動きもしっかりと出て
身体全体を利用した投球になりました
![](https://kahana-chiryouin.jp/wp-content/uploads/2019/05/6713400774002061296_IMG_0392-2-976x1024.jpg)
![](https://kahana-chiryouin.jp/wp-content/uploads/2019/05/5801369973747781618_IMG_0408-2-958x1024.jpg)
週末の大会頑張って下さい^ ^