playful-828594_640

腰椎分離症は治るもの   〜選手を通して学んだ「気づく」ことの大切さ〜 腰椎分離症 富士市


高校性 サッカー 男子
私がこの選手を治療したのは
この選手が高校1年生の時

腰痛はだいぶ前からあったが
練習は休まずに続けていたようです

なかなか痛みが引かず
腰と臀部にかけての痛みが強くなったため
病院を受診し
腰椎分離症と診断されました
その時すでに分離症もかなり進んでいたようです

「なんでもっと早く気づいてあげられなかったんだろう、、、」
「悔しいです」
とお母様は
選手がいないところで涙ぐまれていました

この時
たとえ病院では治らないと言われても
必ずこの選手の分離症を治すと決心しました

分離症についてありとあらゆるものを調べました
そして
治療では一つ一つ治療効果を確認し
何が悪くて分離症の部分に負担をかけているのか
考えました

治療を進めていくと
いくつかポイントとなる原因がわかってきました

そして治療を進めていくうちに
選手の身体の使い方も日に日に変化が出てきました


まずは、前屈の変化です


これまでの人生で
前屈で床に手がつくことはなったようです


後屈の変化です



姿勢の変化です


姿勢を見ると
治療開始当初は
腰の反りが強く
出っ尻なのが分かります

治療が進んでいくと
腰の反りや出っ尻もやわらいでいるのが分かります

このように
身体の使い方に変化が出ていけばいくごとに
症状もやわらいでいきました

最終的には
腰痛や臀部の痛みは全くなくなり
そして
高校生最後の大会である選手権を
終えることができました

この成果は
決して自分が全てしたことだとは思っていません
「選手が自分で治した」のです

治療において
特に効果が出たポイントの自主トレを
教えそれを日々コツコツと積み重ね
復帰した後も
症状が再発しないように
自分自身でケアを続けた結果だと思うからです

どこをケアすれば負担がかからないのか
ということに
「気づけた」
ことが症状の改善に繋がった
一番の要因だと思います

治療家の一方通行の治療ではなく
こうすれば楽になるということを気づかせ
自分自身でもケアを続けてもらうことが
一番大切なことだと
この選手を通して教えてもらいました

そして
『腰椎分離症は治る』
ということを教えてもらいました

今後の活躍も楽しみにしています^ ^

Share this post